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2018/

10/5

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MOEGIGAMA(萌木窯)

器と雑貨のお店

  • 清里・小淵沢・八ヶ岳

    観光

李桃(スモモ)や巨峰の釉薬(ゆうやく)を使った器

李桃(スモモ)や巨峰の釉薬(ゆうやく)を使った器

萌木窯さんでは、器に塗る釉薬は地元の農家からいただいた巨峰や李桃等の枝を使って作っているそうです。
【釉薬】とは?と思う方もいらっしゃるでしょう。釉薬とは器の表面のガラスの層で、うわぐすりとも言います。
陶器は一度素焼きをしてから釉薬を塗り、本焼きをします。
本焼きをすると高温で釉薬が溶け、ガラスのような質感になります。
もともと山梨では、陶器にふさわしい土が取れないそうです。なので土は他県から仕入れをしているそうですが、釉薬には山梨の特産品を!!との萌木窯の三井さんの熱い思いから、釉薬は度重なる試行錯誤の末生まれた他ではめったにないものだそうです。
三井さんが陶芸を学んだ時に言われた『地元にこだわりなさい。』との教えから、『山梨の陶芸』を考え、何度も何度も試行錯誤を繰り返し、この色を出す事が出来た様です。巨峰や李桃から色を抽出したのは三井さんが初めてだそうです。

  • 色んな商品が並んでます
  • 色んな商品が並んでます

    陶器ももちろんですが、それ以外にも沢山の商品があってとても楽しいお店です。
    写真のような色とりどりのお皿や、他にもアクセサリーや様々な小物もあって見ていても飽きる事がありません。
    こちらの商品はもちろん購入できます。

人生初の陶芸体験

人生初の陶芸体験

私、今回生まれて初めて陶芸を体験しました。
テレビで見ていて、クルクル回して簡単に出来るようなイメージでした。
ところがどっこい、とても難しくイメージ通りのの形には完成させる事はできませんでした。
でも自分で納得のいく物に仕上げる事が出来ました。
仕上がった物はその日にその場で焼くのではなく期間が必要で、今回作った物の仕上がりは2~3ヵ月後だそうで、その日を楽しみにずっと待っている毎日です。

萌木窯さんは親子でやっています。お父さんと息子さん2人のどちらかが先生として教えてくださいます。今回は息子さんの三井亮さんに教えていただきました。
写真はございませんが、アゴヒゲがワイルドなイケメンのお兄さんでした。
とっても丁寧に優しく、分かり易く教えてくださいました。
陶芸体験は基本的には要予約です。
その日に他にお客さんがいなかったり、2人のどちらかが空いているようであれば、その日でも体験教室の依頼をうけてくれるそうです。
体験を目当てに行く時は、事前に予約してください。

「ろくろ」と「てびねり」

「ろくろ」と「てびねり」

今回3人で体験教室へお邪魔しました。
ろくろの用意は2つで2人はろくろ、もう1人はてびねりになります。との事で、相談の結果私はろくろにしました。
ろくろでは作れる形に少し制限があるようで、平たいお皿のような形は難しい。
逆にてびねりはろくろを使わず作る為、色んな形に作れるそうです。
体験教室の料金ははろくろコースが5,000円、てびねりコースが4,000円です。
使う土の量は共に1㎏です。
参加できる年齢をうかがったところ、「年齢制限はございません。作りたいと思った子供であれば何歳でもOKです!!」との事です。
親が子供にやらせたくて無理に体験させるのはお断りだそうです。
私も生まれて間もない子供がおりますが、もう少し大きくなって「やってみたい」と言ったら、家族そろってまた萌木窯さんにお邪魔しようと決めました。
森の中での体験と三井さんの暖かい人柄が、とても居心地の良い空間を作っています。

スポットデータ

住所山梨県北杜市高根町清里3545萌木の村内
電話番号0551-48-5080
URLhttps://moegigama.webnode.jp/
営業時間on season10:00~18:00 off season 10:00~17:00
定休日火曜日
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